小宮地保育園 2021年3月3日 (仮) ここは、子ども達が主役のこども園です。 見晴らしのいい園庭から見える田園や周囲の風景は、のどかな四季を感じることができ、豊かな情感を育みます。 日々変化をみせる風景が子どもたちの情感に働きかけるのにあわせ いつもの仲間、5感、自由、自然素材、季節や時間の変化 これらによって、子ども達は多くの変化に富み、そして魅力的な造形を生みだします。 それらの作品は、私たち職員や大人の感性や好奇心をも、大いに刺激します。 この造形を生み出す過程にこそ、当園が保育・教育において最も大切にしたいと考えている共に育ち合う姿、言い換えれば社会性やコミュニケーション能力、さらに生きる力、集中力 などを身につけられると考えるのです。 大人が教え込まず、子ども自ら育つ保育。 子どもが、子どもを全開して生きることを見守ります。 その上で、保護者や地域の皆様にとって、安心して利用できる子育ての拠点を目指していきます。 平野 斗莉 絵を描いた時の月齢 6歳 1か月 造形は、水たまりから発展し、石・土を組み合わせ、1週間かけて大きな温泉を作り上げる継続的、発展的な活動です。絵は、意欲的に挑戦する力強い自分の姿を表現して明確です。造形は、水たまりから発展し 木戸 煌晟 絵を描いた時の月齢 6歳 1か月 造形は、木材の大きさや厚さなどを生かし、創意工夫しながらイメージを拡げスケールの大きさを感じます。絵は、自分が大きな木に変身して、アミニズム的な具象画を描いて、明快です。 西村 羽咲 絵を描いた時の月齢 6歳 2か月 造形は、竹を斜めに立てかけ、木の皮をそうめんに見立て、流れるように工夫した知的な活動です。絵も大地と空、土と水をイメージして画面を分割し、その2つをつなぐ湿気、空気を表した知的な構成です。 松岡 秀晃 絵を描いた時の月齢 6 歳 2か月 造形は、自分の船を作るために、具体的な竹筒と抽象的な線を使い、ユニークな活動を展開しています。絵は、寒色の青から暖色の赤につながる白で、秘めた意欲を表し伸びやかです。 田中 朝陽 絵を描いた時の月齢 6歳 4か月 造形は、木と石を積み重ね、他児と一緒に各自の部屋をつくる協同的な活動です。絵では、黒で自分の居場所を表し、赤で自分の周りや友だちに働きかける意欲を示し、躍動しています。 平道 継夢 絵を描いた時の月齢 6歳 5か月 造形は、雪が積もり、雪ならではの遊びを考え、体全体で挑んでいます。絵は、遊びの1コマ1コマを思い出しながら拡げ、深めた歩みを、絵記号を用いて、明快に語っています。 稲原 莉乃 絵を描いた時の月齢 6歳 5か月 造形は、水で硬さを調節した土を枝に付けてドローイング、また、竹筒に入れての料理ごっこなど素材との関わりを深めた活動です。絵は、自信を深めた自分と大地を重ね合わせて大きく描き、底辺、両サイドを黒で描き、より一層の自立を目指す姿を描いています。 小林 海 絵を描いた時の月齢 6歳 5か月 造形は、木材を積み重ね家をつくり、2つの家を繋げるため叩くなどして位置を合わせるなど、計画的です。絵は、3色で大小の丸を描き、自然の関係図と、友達との関係図を気持ちよく描いています。 桐原 寿人 絵を描いた時の月齢 6歳 5か月 造形は、砂場で穴を掘り、繋げ、その壁が崩れないように土で補強するなど意欲的に活動を深めています。絵では、緑でシンボリックな形を描き、黒で力強さと深まりを与えた具象性を合わせ持つ面白い抽象画です。 川端 紅俐 絵を描いた時の月齢 6歳 6か月 造形は、生活体験から、鍋に植物、水、土を友だちと混ぜ合って、料理ごっこを楽しんでいます。絵は、描き進め、最後に円を描き込んで、自分、および自分の周りの世界を徐々に認識していくプロセスを示しています。 淸水 友誠 絵を描いた時の月齢 6歳 6か月 造形は、砂場で火山をイメージして黙々と取り組み、色の異なる土も使って、具体性を強めています。絵も、見て感じたことを語りながら、イメージを拡げ、大きく力強く描いています。 竹本 蒼太 絵を描いた時の月齢 6歳 8か月 造形では、友だちと一緒に家作りに取り組み、話し合いながら靴箱を作り上げるなど、前向きです。絵でも、自己主張の縦線に、異なる主張をも取り込んだ横線を配し、自分の思いを表しています。