表現者たちのまぜまぜ美術展

表現者たちのまぜまぜ美術展

障がい児アート:子ども美術教室・ピカソ
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子ども美術:おののもりこども園

表現者たちのまぜまぜ美術展

好きな絵を描こう…ピカソ

何を何枚描いてもいい教室、子ども美術教室・ピカソは2002年に加世田で生まれた、障がいのある子ども達が絵や工作、陶芸などを楽しむ教室です。
言葉や文で伝えられない思いを絵の具と筆を使い伝えてくれます。自由に表現された絵に耳を添えると、描いた子の思いが聞こえてきます。大きな画用紙に大きな筆を使い絵を描くとき、子の心は解放され想いが画用紙いっぱいに広がっていきます。教室日に47枚描いた子の絵はおやつの三文字でしたが、すべての絵の文字は違っていました。赤い画用紙に赤色でしか描かない子は、画用紙とは違う絵の具の濡れた赤色が好きだったのでしょう。20年30年後の1年分のカレンダーを数分で正確に書き上げる子もいれば、画用紙を縦や横に繋いで大きく広げて描く子もいる教室です。

【ピカソ代表 宗一郎】

「時間・空間・人間」の神秘に

子どもたちの自由な発想をもとに生み出された絵や造形活動には、子どもたちが自ら獲得した独自の世界や感性が息づき、生きる喜びに溢れ、私たち大人に感動を与えてくれます。「子どもの絵や造形作品は生活している」といわれていますが、子どもたちの豊かな体験が豊かな表現へと繋がっていきます。子どもたちは生活や遊びの中で、「気持ちいい・きれい・なぜ・不思議・すごい・こうしたらどうなる?」等という体験を積み重ね、活動意欲を高めていきます。だからこそ、子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感に満ち溢れています。ぜひ子どもたちが生きる「時間・空間・人間」の神秘に出会い、新たな歴史を創る一歩を共に踏み出しましょう。

【おののもりこども園園長中村英嗣】

■会場:長島美術館 【入場無料】
■住所:鹿児島県鹿児島市武3丁目42−18【MAP】

■開催日時:2月7日(金)〜2月9日(日)
■主催:社会福祉法人修光福祉会おののもりこども園(園長中村英)こども美術教室・ピカソ(代表宗紘一郎)
【お問い合わせ]〒897-0213南九州市川辺町小野1110-1 TEL:0993-56-1935 mail:ononomori@gmail.com

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